クラウドファンディングのリターン設計に大切な3つの視点

こんにちは。
木村あつしです!

クラウドファンディングの構成としてはトップ(題やサムネ)、本文、リターンの3つとお伝えしました。
今回はリターンの設計方法についてです。
今までのクラウドファンディングに関するブログはこちらにまとめてあります。

原価がかからないリターン

テラコヤ伊勢型紙のクラウドファンディングのリターンを見て見ましょう。

路地に入れば、『窓際で職人が作業している』のが見える。三重県白子にその風景を残したい。そのために伊勢型紙の修業ができる、修業型ゲストハウス「テラコヤ伊勢型紙」を作ります。オリジナルの着物、浴衣、手ぬぐいを作る制作コースから、職人になるための弟子入りコースまで伊勢型紙を『体感』できる宿泊施設です。

3000円〜12万まで金額としては幅広く設定してあります。
これらの原価率は大体30%の設定にしてあります。
もちろん送料込みです。

この平均の原価に関してはそれぞれで設定すればいいかと思います。
ただクラウドファンディングの目的は資金集め
それを頭に入れた上で、設定してください。

ここで僕の失敗談を…
このリターンの中にある、オリジナル制作コースのチケット、34000円で出しています。

これ、実は原価20000円なんです。
原価率58%…
(現在は原価設定をミスって、今では25000円、73%…)

見た目はいいんです。
この支援が入ることで支援総額と達成率も上がるので!
ただ、資金にはならないので、ちょっと痛いんですよね…
なので、限定数を設定して、これが出ても大丈夫な数を設定しておきました。
これは完全にこっちのミスですね。

リターンでとてもいいなと思ったのは情報です。
こちらのプロジェクトをご覧ください。

触って、使って、泊まって、買える。 五感をフルに使ってカルチャーを体験できる空間 『Editorial Haus MAGASINN(マガザン)』を京都は二条城のそばにつくります。宿泊は1日1組、京町家一棟が貸切。お土産雑貨、公開イベントは毎シーズン様々なパートナーと協働しアップデートしていきます。

事業計画書をリターンにしてるんですよね!
事業計画書は制作済みなんで、手間入らないし、メールで送るので送料もいらない。
何よりこんな情報なんて普通は出さないので、欲しい人、参考にしたい人がたくさんいる。

ものじゃないものをリターンにするっていいですよね!
ただ気をつけたいのは、自分が動くもの、例えば講演とかコンサルとか…
これは自分が拘束されてしまうので、あまりオススメはしません。
するのであれば限定数を設定したほうがいいです。

リターンはターゲットを分ける

支援したい!
でも欲しいものがリターンにない…
という経験を僕もしています。
その時はもう諦めるか、いらないものを選択するか、の二択です。
それって、プロジェクト立ち上げた側も支援側もあまりいいものではないですよね。
僕も「支援したいんだけど、欲しいものがなくて…」
と何度か言われてしまいました…

なので、リターンはそれぞれの人のために多種多様なものを設定してください。

  • ものが欲しくない人
  • イベントに参加するのが好きな人
  • ものが欲しい人
  • その地域に住んでいる人

そのほかいろんな場合があります。
ちょっと書き出して、その人にあったものを必ず用意してください。

1万前後のリターンを充実させる

クラウドファンディングの支援の平均金額はひとり1万前後になります。
なので、1万前後のリターンを充実させてください。
もちろんそのターゲットによってリターンの内容は変えてください。

この3点を踏まえながら設定をすれば、失敗はないかと思います。
たま〜に100万のリターン設定とかありますが、もし可能であればそういう高価格も入れましょう。
意外と応援してくれる人っているんですよ!!
今乗りに乗ってる、エブリデニムのクラウドファンディング、100万円のリターンの広告も出てますしね!

兄弟2人で立ち上げたブランド「EVERY DENIM」はこれまで、店舗を持たずに全国各地に自ら足を運び、デニムを販売してきました。今回新たな取り組みとして「移動型販売」にチャレンジしたく、その移動をともにする"キャラバン"の購入資金を募るクラウドファンディングを実施します!

さて、とりあえずプロジェクトはこれでできると思います。
次は公開までのステップをご紹介します!