まちを観光地化させず、100人中1人に愛されるまちにする

こんにちは。
ハイブリッド職人、木村あつしです!

【Yorimichi AIRDO】動物園は人間のエゴで作ったものだから、その罪は背負い続ける――世界中から観光客が訪れる、北海道旭川市の「旭山動物園」。その知られざる裏側を、坂東園長が語ります。

去年も読んだのですが、ちょっとTLに流れてきたので、思うところを書き留めます。

観光地は地域の人のためにならず

この記事の中にこんな文面があります。

坂東園長:海外からは20万人以上来ていて、冬場の「ペンギンの散歩」の観客は9割外国の方です。いま、年間約2,000万人が海外から日本に来ているので、100人に1人の割合ですよね。地元の人は、遠足では来てくれるけど一度遠のいた足はなかなか戻りません。

柿次郎:一時のブームが原因でしょうか?

坂東園長:観光地の難しさだと思います。観光地って観光客のためのものになっていて、地元の人がどんどん離れていく宿命があるんじゃないでしょうか。

柿次郎:地元で普通に暮らしている人が恩恵を受けられないんですね。

坂東園長:だから、観光と地元の人の生活を両立させたい気持ちはあります。理想を言えば、地元の人には、年に1回は動物園に来てほしい。同じ動物が生まれてから死ぬまでを見られるというのが、本当の姿だと思うんです。

これっていろんなところで起こっています。
鈴鹿であれば、鈴鹿サーキットには地元民は行かないし…
ディズニーリゾートにも浦安市民はあんまり行かないんじゃないでしょうか?

地元民からすると、観光客が集まってくることが嫌なんですよね。
鈴鹿サーキットの年に1回あるイベント、F1なんかは世界中から集まってきます。
そして、F1当日は極力家から出ません。
そこら中渋滞だからです。
地元民からすると、迷惑でしかないんです。

「観光地」というレッテル

「観光地化しすぎた」
こんなことを倉敷の美観地区でまちづくりをしている方から聞きました。
全国、世界中からお客さんが来ることはいいんです。
ただそのせいで、「観光地」というレッテルができる。
そしてそのレッテルは外そうと思っても外せないんですよね。

そのせいで、地元民は近寄らなくなる…
地元のためにしていたのに…
なんだかなという感じですよね。

100人中1人に愛されるまちに

100人中99人、98人に満足してもらうのが観光地。
でもそれを目指さなくてもいい。

それよりか100人中1、2人に愛されるまちを目指すべきなんです。
そしてその中の人から、まちに移住してもらう。

では、そんなまちを作るにはどうするのか…
となると、やっぱりコンセプトありきのまちづくりかなと思います。

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そんな時代に向けて、まちづくりをする必要がありますね。